母の提案は、いつも 「お母さん」目線の家。そんな母とのコミュニケーションは、 親子の交換ノート。  「大きくなってママを助けてあげる」と 交換ノートに書いていたからか? ずっと幼稚園の先生になることが 夢だった私が、いつの間にか気付けば、 家づくりの世界に入っています。(笑) 娘から見ても、母の生活を助けたいと 思うくらいの疲れた母でした。 交換ノートを書きながら、 母は私たち3人の子どもを育て、仕事をして、 3つの学校も卒業し、 家づくり、インテリアに関わる資格を いくつも取得しました。 また、日本は福祉が遅れていると 誰よりも早く、 北欧まで福祉の勉強に行きました。 そこから、母は自分の知識をもとに、 父に、そしてお客様に間取りの提案を するようになります。 その提案はいつも「お母さん」目線の家。 洗濯機は1階なのに物干しは2階、 なんてことがないように。 家族の気配や温度、 光や風を感じる家になるように。 家事動線や子育て・介護の動線はもちろん、 思いや夢に合わせて、 家族で過ごすリビングの作り方や夫婦の寝室、 子ども部屋のあり方、玄関やトイレなど 隅から隅まで「お母さん」の目線を 詰め込みました。